アタシは九州へと戻り、 夏休みは必ず来ると約束していた。 そのあとも、 華が入院したりすることを聞いていたのに..駆けつけてあげられない。 それを何度も何度も、アタシは悔やみ続けるしかなかった。 親友の死、 あまりにも衝撃的な21歳。 ウチらは、 それぞれの夢へと旅立っていく。 それは、 結愛の生前に描いた夢が受け継がれていたりもする。 アタシ自身、 いつの日か..また結愛と思いきり笑いあう事を夢みている。