『カレン、行っちゃうんだなぁ..』 『翔..』 『カレン..行くのか..』 翔の後を追って、駆けて来てくれた塁斗.. 『う、うん..』 『カレンっ..行って..らっしゃい』 『は..はなぁ..行って..行ってきます』 みんなが泣いてる.. みんな泣きながら、 アタシの周りに集まってくれる。 【16時50分発、福岡行きのお客様の〜..】 と言うアナウンスの声。 耳を塞ぎたくなる時間..