寂しい気持ちに気づいている翔、 いつも寄り添ってくれている。 でもやっぱり.. 塁斗じゃなきゃ駄目みたい。 目が霞む中、 前の方にいる華と塁斗を見つめてしまう。 どう見てもこのふたりは、お似合いだから.. 塁斗はもう届かない距離にいる。 どれだけ願ってしまっても、 戻らない日。 どれだけ好きだったのか、 痛いほどに気づいた。 確かにアタシなんかより、 美人な華の方が好きだったはずだ。