『痛いっ』

『いつまでも感傷に浸るな!』

『しょうがないじゃん』



翔との掛け合いに、
初めて塁斗と華が笑っていたりする。



塁斗と華が付き合ってしまった姿、笑って祝福してあげられている?

笑っていても、
内心ではまだ祝福出来ずにいたりして。



別れを意識して、
やっぱり塁斗が好きなんだ..って事、気づく。



終業式の帰り道、
近くにいたはずだった塁斗がいない。


今のアタシを支えてくれているのは翔だって事。