『翔』

『カレン..俺ん家に来て』

『えっ、塁斗が..』



塁斗の名前を出すだけで、不機嫌そうに笑う翔。




『塁斗..かよ。来て..』

『えっ、無理だよっ..』



しばらくの時間、そう言っていたんだけど..

無理矢理だよね、翔。



手を強く握られて、逃げないようにされつつ..


歩いて5分の距離のとあるマンションに住む翔の家。



まさかの展開について行けないがまま、
思考回路は停止..