君にさよならを告げたとき、愛してると思った。



どうしてだろう。どうしてこんなにも、私の中にある言葉にできない気持ちを代弁してくれるんだろう。


ああ、そうだったんだって気付かせてくれる。そうなんだよねって共感できる。どの曲にも、歌詞の中に、そう思えるフレーズがある。


ああ、そうか。私は今、愚痴を言いたいわけでもなく、怒ってほしいわけでもなくて。


こういう風に、寄り添ってほしかったんだ。


まだ失恋したわけじゃないのに、どうしてこんなにも共感できて、こんなにもいろんな感情に気付けて、こんなにも涙が溢れてくるんだろう。


失恋ソングなのに、思い出すのは幸せだった頃のことばかり。ずっと一緒にいられると信じて疑わなかった頃。


どうしてこうなっちゃったのかな--。