「ねぇ⋯工藤」 「ん?」 「雪が溶けたら、野球の試合観に行ってもいい?」 「⋯もちろん」 私の言葉に一瞬驚いて目を大きくさせた後、にか、と嬉しそうに歯を見せて笑った工藤。 その笑顔がグラウンドでも見られたらいい。