黒板の方で、音楽が聞こえてきた。
見てみたら、仲良しの沙菜ちんがスマホから何か音楽を流しているようだった。
うちの学校は、何かあった時のためにスマホの持ち込みがOKだ。
ただし、授業中や休み時間に自分からいじるのはダメになっている。
あくまで保護者との緊急連絡用だ。
だから沙菜ちんが今やっているのは本当はダメなことだけど、放課後になり、先生もいないからこっそり……というわけだろう。
そして、沙菜ちんが流している音楽を聴いて私は驚いた。
だって、STAR STARTの「RE:START」だったから。
「あ! それって、少し前に流行った曲だよね」
沙菜ちんに向かって、同じく仲良しの美香ちゃんがそう言った。
「うん、私この曲結構好きでさー。つい聴きたくなっちゃった」
そうだったんだ。
沙菜ちんも好きだなんて、知らなかったなあ。
いつもアイドルの曲の話ばかりしていたから。
「STAR STARTだっけ? 私はあんまり聞いたことなかったんだけど、確かによさそうだね!」
美香ちゃんが楽しそうに言う。
見てみたら、仲良しの沙菜ちんがスマホから何か音楽を流しているようだった。
うちの学校は、何かあった時のためにスマホの持ち込みがOKだ。
ただし、授業中や休み時間に自分からいじるのはダメになっている。
あくまで保護者との緊急連絡用だ。
だから沙菜ちんが今やっているのは本当はダメなことだけど、放課後になり、先生もいないからこっそり……というわけだろう。
そして、沙菜ちんが流している音楽を聴いて私は驚いた。
だって、STAR STARTの「RE:START」だったから。
「あ! それって、少し前に流行った曲だよね」
沙菜ちんに向かって、同じく仲良しの美香ちゃんがそう言った。
「うん、私この曲結構好きでさー。つい聴きたくなっちゃった」
そうだったんだ。
沙菜ちんも好きだなんて、知らなかったなあ。
いつもアイドルの曲の話ばかりしていたから。
「STAR STARTだっけ? 私はあんまり聞いたことなかったんだけど、確かによさそうだね!」
美香ちゃんが楽しそうに言う。



