楽しいことがたくさんあった今日だけど、今が一番嬉しいかもしれないと思えた。
姫奈ちゃんの表情が一瞬緩んだ。
笑ったようにも見えた。
だけど彼女ははっとしたような顔をすると、ぷいっと私から顔を背けた。
――そして。
私の耳元で、こう囁いた。
「バンド活動は認めてあげるわ。だけど律くんのことは諦めないからね!」
「……え! う、うん……」
慌てて私がそう返事をすると、姫奈ちゃんはすたすたと仲のいい友達の方へと歩いて行ってしまった。
別に、私と律くんはただのバンドメンバーだし。
姫奈ちゃんが心配するようなことは、何もないんだけどなあ。
――と、思った私だったけれど。
さっきのライブの後のことを、思い出してはっとする。
私、律くんに目の前で笑われて、ドキドキしちゃったよね?
あのドキドキって……。
まさか、恋?
そう思いついた私だったけれど、それを打ち消すかのように慌てて首を横に振る。
そ、そんなわけないって。
確かに律くんは昔思っていたよりもすごく優しい人だけど。
姫奈ちゃんの表情が一瞬緩んだ。
笑ったようにも見えた。
だけど彼女ははっとしたような顔をすると、ぷいっと私から顔を背けた。
――そして。
私の耳元で、こう囁いた。
「バンド活動は認めてあげるわ。だけど律くんのことは諦めないからね!」
「……え! う、うん……」
慌てて私がそう返事をすると、姫奈ちゃんはすたすたと仲のいい友達の方へと歩いて行ってしまった。
別に、私と律くんはただのバンドメンバーだし。
姫奈ちゃんが心配するようなことは、何もないんだけどなあ。
――と、思った私だったけれど。
さっきのライブの後のことを、思い出してはっとする。
私、律くんに目の前で笑われて、ドキドキしちゃったよね?
あのドキドキって……。
まさか、恋?
そう思いついた私だったけれど、それを打ち消すかのように慌てて首を横に振る。
そ、そんなわけないって。
確かに律くんは昔思っていたよりもすごく優しい人だけど。



