「ベースもかっこいいな~。渋いよな」
「私もやってみたい!」
律くんと響斗くんも、クラスメイト達に褒めちぎられている。
だけどあのふたりはいつもクラスの中心にいるような人たちだから、私みたいに浮足立った様子はなく、淡々とみんなの相手をしていた。
いまさらだけど、よく地味子の私があんな人気者のふたりとバンドなんて組めてるよなあ……。
なんてことを、思っていると。
「――詩乃ちゃん」
背後から、低い声で名を呼ばれた。
思わず振り返ってみると、無表情の姫奈ちゃんがそこにはいた。
「えっ……。な、何……!?」
ふわふわした気持ちが一気に冷めてしまう。私に何を言いに来たのだろう。
そういえば、ステージの上で律くんに頭を撫でられたっけ。
かなり乱暴にだけど。
姫奈ちゃんだって当然見ていたはず。
律くんを好きな姫奈ちゃんにとってみれば、怒っても当然なのでは……?
「ご、ごめん! あの、私、そういうつもりじゃなくて……」
「は? 何が?」
とりあえず謝った私だったが、姫奈ちゃんは眉をひそめた。
「え?」
「私もやってみたい!」
律くんと響斗くんも、クラスメイト達に褒めちぎられている。
だけどあのふたりはいつもクラスの中心にいるような人たちだから、私みたいに浮足立った様子はなく、淡々とみんなの相手をしていた。
いまさらだけど、よく地味子の私があんな人気者のふたりとバンドなんて組めてるよなあ……。
なんてことを、思っていると。
「――詩乃ちゃん」
背後から、低い声で名を呼ばれた。
思わず振り返ってみると、無表情の姫奈ちゃんがそこにはいた。
「えっ……。な、何……!?」
ふわふわした気持ちが一気に冷めてしまう。私に何を言いに来たのだろう。
そういえば、ステージの上で律くんに頭を撫でられたっけ。
かなり乱暴にだけど。
姫奈ちゃんだって当然見ていたはず。
律くんを好きな姫奈ちゃんにとってみれば、怒っても当然なのでは……?
「ご、ごめん! あの、私、そういうつもりじゃなくて……」
「は? 何が?」
とりあえず謝った私だったが、姫奈ちゃんは眉をひそめた。
「え?」



