ふたりの様子に私はジーンと心が温まった。
律くん、響斗くん。
うちの家族も、私たちを応援してくれてるよ。
楽しみにしてるって。
明日は最高の演奏にしようね。
そう思った私の視界の隅に、テレビから流れる天気予報が映った。
明日は午後から雨と落雷の予報が出ているらしい。
少しいやな予感がしたけれど、体育館は屋内だから、雨が降っても関係ないだろう。
通勤や通学に支障が出るような大雨ではないみたいだし。
そう思い直した私は、天気予報のことなんてすっかり忘れて、明日のライブのことを考えて胸を躍らせた。
――だけど。
*
「す、すごい雨だね」
体育館のステージ袖で、出番を待っていた私は呟く。
午前中の、クラス展示や校庭の出店を回る時間は、カラッと晴れていたのに。
お昼の後から雲行きが怪しくなり、ステージ発表後半の今では、屋内にいてもザーザーという雨の音が響いてくる。
「雨の予報は出てたけどね。こんな大雨になるとは思わなかったなあ」
自分のエレキベースをチェックしながら、響斗くんが何気ない口調で言う。
律くん、響斗くん。
うちの家族も、私たちを応援してくれてるよ。
楽しみにしてるって。
明日は最高の演奏にしようね。
そう思った私の視界の隅に、テレビから流れる天気予報が映った。
明日は午後から雨と落雷の予報が出ているらしい。
少しいやな予感がしたけれど、体育館は屋内だから、雨が降っても関係ないだろう。
通勤や通学に支障が出るような大雨ではないみたいだし。
そう思い直した私は、天気予報のことなんてすっかり忘れて、明日のライブのことを考えて胸を躍らせた。
――だけど。
*
「す、すごい雨だね」
体育館のステージ袖で、出番を待っていた私は呟く。
午前中の、クラス展示や校庭の出店を回る時間は、カラッと晴れていたのに。
お昼の後から雲行きが怪しくなり、ステージ発表後半の今では、屋内にいてもザーザーという雨の音が響いてくる。
「雨の予報は出てたけどね。こんな大雨になるとは思わなかったなあ」
自分のエレキベースをチェックしながら、響斗くんが何気ない口調で言う。



