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「わあ!良いわね〜!これでお父様もメロメロね〜」

あれから一時間。凛様に着せ替え人形の様に着替えさせられ、最終的に決定したのは。

……大量のレースやリボンがあしらわれた、ピンクのドレス。

「こんなの似合わな過ぎるわよ……」

「そうかしら?いつもの服装が大人っぽいだけよ〜。ほら、ギャップ萌えって言うじゃない?」

「流石にこれは…」

……コンコン

「…次はどなた?」

「優雅です。心愛様、食事会の開始が前倒しされました。今すぐ出ないとまにあいません」

嘘でしょ…

このまま行くしかない。

「すぐ出るわよ!」 

「…凛様」

「いってらっしゃ~い!楽しんできて〜」

なんとなくいつもよりテンションが高い気がする。嫌な予感が……