「さぁ、着きましたよ。食事を始めましょう」

助かった…ん?
そういえば、いつもカフェテリアで食べてるから、御弁当とかないわよね?何を食べるのかしら?

そこで、優雅が何やら重そうな包みを持っていたのを思い出した。

え……もしかして……
 
「はぁ、重かった…」

ほら!

優雅が包みをほどくと、出てきたのは何があるの?と言いたくなるような、三段のお重。

「だから嫌だったのよ…御弁当…」