「心愛様をお借りしてもよろしいでしょうか」

「はいっ!もちろんですっ!楽しんできてください!」

瑠璃亜〜!?

「良いですわよ〜。ラブラブしてきてくださいね〜」

麗蘭まで〜!?

「だそうです。心愛様、行きましょう」

優雅に手首を掴まれ、振りほどけずに引きずられていく。
後ろを見ると、二人がニコニコ手を振っていた。後で何があっても知らないわよ!