ネギの香りがしたら、肉を焼いて割り下をいれてみる。
「まず、肉だけ食べたい!」
「いいね」
箸で肉を取り口に運ぶと、今までに食べた事の無い柔らかさで溶ける。
「なにこれ、めちゃくちゃ美味い!!」
「陸の美味しそうな顔見るの幸せ!!」
「ミチルは本当に美味しい物を知ってるな!!」
「陸もいっぱいしってるじゃないー」
「うん。ただ……」
「ん?」
前から思っていた。
「ミチルは手の籠った料理を沢山知ってるのに、俺の親が教えてくれたのはデリバリーやレトルト……」
「私は外食出来る家が羨ましかったなぁ……」
「俺の母親。
飯なんて作らないからね……」
寂しい。
そう思った瞬間だった。
「これからは、私がいっぱい作るよ!!
陸にいっぱい美味しい物教えてあげる!!」
ミチルが悪戯に笑う。
それを見て、心から産まれて来て良かったな……なんて思えたんだ。
「うん!色々作ってな!俺もつくるから!」
ああ、俺、寂しかったんだな。
小さな頃に誰にも愛されている気がしなくて寂しかった__
「当たり前だよ!!」
「あの、な」
「うん?」
「俺、何だか寂しくなっちゃって」
「まず、肉だけ食べたい!」
「いいね」
箸で肉を取り口に運ぶと、今までに食べた事の無い柔らかさで溶ける。
「なにこれ、めちゃくちゃ美味い!!」
「陸の美味しそうな顔見るの幸せ!!」
「ミチルは本当に美味しい物を知ってるな!!」
「陸もいっぱいしってるじゃないー」
「うん。ただ……」
「ん?」
前から思っていた。
「ミチルは手の籠った料理を沢山知ってるのに、俺の親が教えてくれたのはデリバリーやレトルト……」
「私は外食出来る家が羨ましかったなぁ……」
「俺の母親。
飯なんて作らないからね……」
寂しい。
そう思った瞬間だった。
「これからは、私がいっぱい作るよ!!
陸にいっぱい美味しい物教えてあげる!!」
ミチルが悪戯に笑う。
それを見て、心から産まれて来て良かったな……なんて思えたんだ。
「うん!色々作ってな!俺もつくるから!」
ああ、俺、寂しかったんだな。
小さな頃に誰にも愛されている気がしなくて寂しかった__
「当たり前だよ!!」
「あの、な」
「うん?」
「俺、何だか寂しくなっちゃって」



