僕の彼女はヤンデレです

次は、コーナを移動して焼き豆腐としらたきを手に取る。


あとは、お肉コーナに向かって歩いた。


安い肉を探していると、1パック3000円の肉に手を伸ばすミチル。
しかも、2パックも。

割引で半額になっているとはいえ、肉だけで3000円なんて、目玉が飛び出そうだ。


「その肉高くない?」
「すき焼きの肉は妥協しちゃいけないよ!」
「そ、そうなの!?」


俺が食べたすき焼きは、大衆店のすき焼き。
それでも、1000円ちょいするから贅沢なご馳走だった。


「な、なら……」
「よろしい!」


酒におつまみも買って、会計1万円ちょい。


夕食に1万円も使って、表情ひとつ変えないミチルからお嬢様臭を感じた。


しかし、遺産が降りたと言ってるが一体幾ら降りたのだろう。

ただ、純粋に気になってしまう。


仕事場もかなりの広さだし、古いながら家だってある。


買い物を済ませて、家に着いた。


ミチルが野菜を切り始めたから、コンロと鍋を準備した。


「陸、ありがとう!」
「ミチルも野菜とか切ってくれてありがとう!」



コンロの火をつけると、牛脂を置いた。
油が溶けてきたら、切ったネギを置いていく。