「倫、今日カラオケどーよ?!」 「ごめん、先約あるんだ。また誘って?」 「おけー」 「バイ♪」 「ばいばいっ」 いつもは浮かない帰り道も貴也さんがまだ家にいるかもしれないと思うと全く違うものになる。それはモノクロの世界がカラーになるくらい、景色が鮮やかなの。 ねぇ、貴也さん。 今、ものすごくあなたのことが愛しいよ―・・・ あなたのことを思うだけで あたしは強くなれる あなたに触れただけで あたしは満たされる だから、お願い あたしのそばから離れないで・・・?