この海越しに永遠を誓いたい

きまでやっていた作業を一回手を止めこちらへと振り向く。

「あら、ほんま~。全然気づかんかったわ、ごめんなさいな~」

作業を止めたおばあちゃんと合流する。

「おばあ、また耳悪なったとちゃう?」

「ほんま、や~ね。どんどん衰えてっちゃ」

約10年ぶりに会ったおばあちゃんは記憶の中なんかよりも、全然背が小さく顔の皺が増えていた気がする。

でも、声や雰囲気は記憶そのもので本当のおばあちゃんなんだなと実感させられる。

「それにしても、く~ちゃん達、よう来たね~。大変だったでしょ」

うん、大変だったの…というのは、心の中でぐっとこらえて声には出さなかった。

「そう?上京した時の方が大変だったわ~。今