この海越しに永遠を誓いたい



母の元にいた敦がこちらへとやってきた。

そのまま、さりげなく私をまた横にさせる。

「平気だけど。…なんでここに兵藤がいるのよ」

天井を見上げると見覚えがある。…ということは、多分おばあちゃんの家である。

「なんでって、俺の家に着いた途端栗原が意識を失ったんだろ?忘れたのか…って、覚えてる訳ねぇーか」

どこか不安そうな瞳といつもより優しい声音に、少し戸惑う。

なにも言わない私に兵藤は安心させるように先程起きたことをわかりやすくまとめて話してくれた。

「栗原が意識を失った原因は、医者によると寒暖差と…」