「独断と偏見で勝手に決めないでください。学校にも学校なりの事情があります。その辺をわきまえてください。それに生活に慣れるのだったら、学校に来るんですから、学校に来た方のリズムで慣れないと意味がないです」
正論を突きつけられて言葉を失う。
「なにか反論はありますか?」
そんなもの無いに決まってる…
悠々としている女子生徒に対してそう心の中で答える。
…やっぱりこの人にがー
「やっぱり、和泉さんはしっかりしてるわね~!私なんかと大違いだわ!私も和泉さんを見習ってもっとしっかりした人間にならないとね」
一瞬だけ、杠先生の顔に影が写るが何事も無いように先生は笑った。
