この海越しに永遠を誓いたい

せわしなく動いている。

海を眺めていると月が海に反射して二個存在していたことに気がつく。

水面に浮かんだ月波の動きに乗じて形が変わるため不安定で危なっかしさを覚える。

それを見ていたときは、ただただ無心でなにも感じなかった。

一体どのくらいそうしていたか、全く時間の感覚がない。

気がつけば、月の位置が結構上にある。

そろそろ戻らなくちゃと、なけなしの理性で考えるが足が動かなかった。

私、こんなことしてどうしたいんだろ…

広い海は人間の醜い感情を露にさせるとどこかの本で読んだことを頭の片隅で思い出す。

ぼけっとどうでも良いことを考えながら突っ立っていると…