この海越しに永遠を誓いたい

家で荷解きをし始める。

残念ながら、あの男も一緒に手伝うだとか何とか言って、まだ家の中にいる。

目障りなことこの上ない。

だが、母の荷物の方が私なんかよりも全然多いためそちらで手伝っている。

これが世に言う不幸中の幸いと言うのかと、今更ながら実感していた。

そんなことを考えながら一人、黙々と荷解きしていると…

「どう、紅愛。ちゃんとやってる?」

なぜか母がちょっかいをかけに来た。

私のことなんだと思ってるのと、心の中で思うが少々一人は心ぼそかったので少し心が温かくなった。

「やってるよ。というか、母さんはあいつ一人で荷解きさせてるの?絶対なんか盗まれるよ。