この海越しに永遠を誓いたい

ずみずしい感じが好きだった私にとっては嬉しかった。

好みのスイカが食べれてつい頬が緩む。

東京のスイカはもっとみずみずしさが足りなかったから、あんまり口にしてなかったけどこっちのスイカはみずみずしくて、いいなぁ…

一人でモグモグしていると、唐突に…

「そういえば、すごく普通にいるけど君の名前は?」

母が思い出したようにスイカに食いつきながら、男に尋ねる。
スイカを暴食していた男は一回止まって失念していたみたいな顔をした。

「せやった、せやった。自己紹介忘れとったわ。俺は、高校2年の河上潤(かわかみじゅん)って言うん。よろしゅうお願いします」

げっ…、こいつ私と同い年じゃん。最悪…