この海越しに永遠を誓いたい

また倒れちゃうべ。はよ、家の中入ろうや。な?紅愛達が心配するべ」

「それは、困るわ~。ごめんな~、家の中でおしゃべりせ~へんか?」

おばあちゃんの問いかけに母は頷く。

「ごめんね。それで、紅愛はどうしたの?」

「え、あの…さ、さっき…」

ありがとう。そう言おうとした瞬間。

「紅愛~!家の中でお喋りしようや~!」

おばあちゃんを家まで送ってきた男が私の言葉を遮りながら、こちらにやってくる。

「そうね~、紅愛も行きましょ?そこで話しは聞くわ」

「…ううん、なんでもない。くだらない話しだから、大丈夫」

うつむいて、ぐっと下唇を噛む。