「なんで肩出してるの!」

慌てて家に月姫をいれた。

「え?夏だし、暑い」

「わざわざ他の男に見られるようなことしちゃだめだよ!俺のなのに!」

そう言うと、月姫ちゃんは少し顔を赤らめた。

可愛い……。

「誰のものでもないもん……」

「も〜……」

って、そんなことより。

「ほら、上がって月姫ちゃん」

月姫ちゃんの持ってる大きな鞄を持った。

「え、自分で持つよ」

「だーめ!俺の部屋こっち〜」

「来たことあるからわかるのに」

そんな会話をしながらも部屋に荷物を置いた。