「開いてるつもりな……」

「えー?俺からしてみれば月姫、雷斗に心開いてると思うんだけどなー」

……ん?

ドアの方を見ると、尚先生がいた。

「な、尚先生!?」

「よっ。学校でもふたり一緒にいんだし、もう公認カップルなんだしよくない?」

「そういう問題じゃないの!」

「尚、久しぶりだな。陽太また新しい会社立ち上げたって」

「あぁ、テレビで見た〜。どえらいよね」

ふたりとも話を聞け!

「あ、千桜まる久しぶり〜。懇談以来だね」

「そうだね!あ、今お茶用意するね」

ホント仲良しだな……。