「いるよー!ここに!お、れ!」

雷斗が運命の人とか……。

「絶対嫌だ!」

「ツンデレちゃーん……」

「もう!ってか、護衛する意味ないでしょ」

「あるよ!俺が彼氏になるのー!」

ギュッーっ!と抱き締めてくる雷斗。

なっ……。

「あ、暑苦しいっ!抱き着くなバカっ」

「このままキスしてもいい?」

「ダメだからっ!」

完全にこいつのペースになってるし!

そんなこんなでお昼も終わり時になり、教室に向かう私たち。

「あ!帰り一緒に帰るからね!絶対!!」