「「っ……!」」

月姫の身体から眩しい光が出てきて、思わず目を閉じた。

なんで光が……っ。

しばらくして目を開けると、もう光はなくなっていた。

「っ雷斗……呪い、解けちゃった…………」

「え……」

放心状態の月姫。

今、呪いが解けたって言った……?

呪いが、解けた……!?

「やったーー!」

「わっ!?」

思い切り月姫に抱きついてベッドに押し倒した俺。

「呪いが解けたってことは、これから何十年も一緒にいられるね!」