極上男子は、地味子を奪いたい。①〜トップアイドル(♀)正体を隠して編入する〜

ライブにもイベントにも欠かさず足を運んでくれていて……認知しているファンの人の中でもとくに交流が多かった。

握手会にも欠かさず来てくれたどころか、いつもCDを何百枚も購入してくれて、数分くらい話すのが当たり前だった。

正道くんも、星ノ望学園の生徒だったの……!

最後にちゃんと話せたのは、最後の握手会の、ひとつ前のイベント。



『カレン、今日も来たよ』

『正道くん……! いつも来てくれてありがとうっ!』

『今日は5分間分話せるんだ』

『あはは……い、いつもたくさん買ってくれてありがとう! 無理はしないでね……!』

『もう話せる時間も少ないから、たくさん話したいんだ! カレンの時間を独占できるなら、僕はなんだってするよ』



そう言って微笑んでくれた、正道くんの笑顔を思い出す。

正道くんがいるなら……生徒会、きっと楽しいはずだっ……。