極上男子は、地味子を奪いたい。①〜トップアイドル(♀)正体を隠して編入する〜

もしかして……陸くんと響くんは、あんまり仲がよくない……?

そういえば響くんも生徒会の人は鬱陶しいとか言っていたし……もしかして生徒会って、嫌われてるのかな……?



「あと5分したら始業式に向かうぞ。各自、校則違反がないように身だしなみ確認しとけ」



先生の声に、響くんが「めんどくせー」と言って舌打ちをした。

始業式……!

学生生活らしいワード、頬が緩む。



「楽しみっ……」

「始業式の何が楽しいねん。変な奴やなぁ」



そ、そうかな……?

学校でしか経験できないことだから、イベントごとは全部満喫したい。



「そうだ花恋、さっきもらったバッジつけないと。校則だから」



陸くんの言葉に、ポケットにしまったバッジを取り出す。



「これ、どこにつけるのかな?」

「左胸のポケット」

「教えてくれてありがとう」



バッジ、かっこいいデザインだなぁ。