極上男子は、地味子を奪いたい。①〜トップアイドル(♀)正体を隠して編入する〜

心の中で、ほっと安堵の息を吐く。




「いや、男やったら誰でも好きやろあれは!!︎ カレンに興味ない男なんかおらんで」



も、もうやめてぇ……。



「そ、そっか……」



なんて返事をすればいいかわからず、笑顔が引きつってしまう。



「今何やってんやろうなぁ……もう1回芸能界に戻ってほしいわ……」



……っ。


いざ、応援してくれていた人の生の声を聞くと……胸が痛んだ。


そう言ってもらえるのは、すごくうれしい。


でも、私は……これからは一ノ瀬花恋として、生きていくって決めたんだ。



「オタクっぽいよ、響」



ずっと黙っていた陸くんが、笑顔で響くんに言った。



「なっ、ちゃうって言ってるやろ! カレンは別枠や!」

「ごめんね花恋。響がうるさくて」

「お前はほんまに……腹たつ奴やな……!!︎」