極上男子は、地味子を奪いたい。①〜トップアイドル(♀)正体を隠して編入する〜

「メガネとカツラ……これだけで、本当に大丈夫ですか?」



そう、段ボール箱から出てきたのは、大きなメガネとおさげのカツラだ。



「高御堂は心配症ね。確認してみる? 花恋、このメガネつけてみて」



これをつけて学校に通うのかぁ……あはは。

言われるがまま、メガネをかけてみる。



「ど、どうかな?」

「うん、特注したメガネもいい感じね。これは普通よりも目のサイズが小さく見えるの」



確かに、鏡に映っている自分を確認すると、目の大きさが半分くらい小さく見えた。



「近視メガネみたいなものね。花恋は目が大きいから、これでずいぶん別人に見えるわ」

「伊達メガネなのに、すごい……!」



どんな仕組みなんだろう……?



「……でも、外したらひと目でわかりますね」