極上男子は、地味子を奪いたい。①〜トップアイドル(♀)正体を隠して編入する〜

「はい!」

「着てみなさいよ」



私は社長の提案に大きく頷いて、制服に着替えてみた。



わ~……! すごく可愛い……!

黒を基調とした、お上品な制服。鏡の前で、くるっと一回転する。

ふふっ、明日からの生活が、ますます楽しみになってきたっ……。



「どうかな?」



ふたりの前に出ると、社長と高御堂が目を見開いた。



「……さすが花恋」

「……まあ、似合ってるな」



ふふっ、お世辞でもうれしいっ……。



「わかっていると思うが、そのままの状態で通うなんてご法度だからな」



……ぎくっ。

そんな音が、鳴った気がした。

そうだよね……変装は絶対だもん……。



「そこで、これの出番ね!」



社長が、段ボール箱からあるものを取り出した。