極上男子は、地味子を奪いたい。①〜トップアイドル(♀)正体を隠して編入する〜

「あ、あの、いつかちゃんとお返しします……!」



何もかも、お世話になってばかりだ……。



「何言ってるのよ。これは入学祝いよ。花恋のおかげで、うちの会社も一躍人気芸能事務所になったんだから。こんなもんじゃ足りないくらい、花恋には感謝してるの」

「社長……」



優しい社長の言葉に、涙がじわりとにじんだ。

そんな私を見て、高御堂がくしゃっと頭を撫でてくる。



「早く荷ほどきするぞ」

「うん!」



私はみんなに助けられているなあ……。

改めて、そう思った。



届いていた荷物を、ふたりに手伝ってもらいながら片づけていく。

あ……!



「これ、制服! 届いてたんだ……!」



明日から着ていく制服を見つけて、私は目を輝かせた。



「やっぱり、星ノ望学園の制服は可愛いわね」