まさか、優しい正道くんが……こんなことを言う人だったなんて。
私の中の大好きな正道くんの姿が、くずれていく。
どっちが本当の、正道くんなの……?
信じたく、ないよっ……。
「おい、早く出ていけ」
正道くんの言葉に、耳をふさぎたくなった。
嫌だ……正道くんは、そんなことを言う人じゃないっ……。
『カレン、昨日のライブも最高だったよ!』
『カレンを見ていると、僕も頑張ろうって思えるんだ』
『カレンと出会えて、本当に良かった』
正道くんは……優しい人じゃ、なかったの……?
「陸、つまみ出せ」
陸くんが近づいてきて、私の腕をつかんだ。
そのまま、生徒会室の扉のほうに連れていかれる。
「惚れさせて雑用でも押しつけようと思ってたのに……」
「え?」
今、なんて言った……?
扉を開けた陸くんが、私を見てにっこりと微笑む。
私の中の大好きな正道くんの姿が、くずれていく。
どっちが本当の、正道くんなの……?
信じたく、ないよっ……。
「おい、早く出ていけ」
正道くんの言葉に、耳をふさぎたくなった。
嫌だ……正道くんは、そんなことを言う人じゃないっ……。
『カレン、昨日のライブも最高だったよ!』
『カレンを見ていると、僕も頑張ろうって思えるんだ』
『カレンと出会えて、本当に良かった』
正道くんは……優しい人じゃ、なかったの……?
「陸、つまみ出せ」
陸くんが近づいてきて、私の腕をつかんだ。
そのまま、生徒会室の扉のほうに連れていかれる。
「惚れさせて雑用でも押しつけようと思ってたのに……」
「え?」
今、なんて言った……?
扉を開けた陸くんが、私を見てにっこりと微笑む。

