「おっ  日菜ここの部屋だぞ」


おぉ1002号室!


「日菜片付け済んだらお隣さんちに挨拶に行くわよ」

「はーい」










ってことで、片付けが済んだのでまず、1001号室の篠崎さんのお家にお母さんの大好

きな和菓子を持って挨拶に行くみたい。



ピンポーン


「あっ!  こんにちは今日隣に引っ越してきた末吉と言います。
これくだらないものですが、私のおすすめの和菓子です。」


「ありがとうございます。って、えっ!これって、3時間くらい並ばないと買えないやつですよね!なんで⁉︎」


「私そこのお店の常連で店主の人がくれたんです。
和菓子好きですか?」


「はいっ!すっごい大好きです!ちなみに、1003号室の秋月さん家の奥さんも和菓子好きなんだけど、今旦那さんと一緒に海外にお仕事に行っているから、今お家に息子さんしかいないのよね」


「そうなんですか⁉︎」

「いつも休みが合えば一緒に食べに行ってたんですよ!次は末吉さんもいっしょにいきましょう!」


「はい!
あっ、あと私の娘です」


「こんにちは、末吉日菜です。」


あっ!て完全にお母さん私のこと忘れてたよね?

本当和菓子のことになると周りが見えなくなるんだから笑


お父さんも後ろで苦笑いしてるし…