引越し先の2人の王子様

お母さんなんか様子おかしかったな


夕食後自分の部屋に戻り、お母さんとの会話を思い出していると


ピコン!


「ん誰だろ?」


「魁一くんだ」


なんだろうこんな時間に?


<明日前と同じ時間に家でろよ、勝手に1人で行くなよ>


ふふやっぱり朝苦手じゃん


2人に嘘ついてたのに一緒に行ってくれるのかな


優しいなぁ


<うん!ありがとう>


ふと時計を見るとちょうど10時30分を過ぎたとことだった


明日も早いしもう寝ようかな…






その時私はお母さんの様子がおかしかったことについて忘れていた


でもその理由はすぐわかることになるのだ