少ししてから、消毒液や絆創膏を持ってきて、私の足元にしゃがむ。
「……何のつもりですか」
「怪我、してるだろ」
そう言って、
私のスカートを少しめくり上げ、ひざをあらわにさせました。
やや血が滲んでいるそこを見て、大路君は眉を寄せる。
「女なんだから、跡が残るようなことするなよ」
別に、わざとこけたわけではありませんし……それに、
「大路君には関係ありません」
「……何のつもりですか」
「怪我、してるだろ」
そう言って、
私のスカートを少しめくり上げ、ひざをあらわにさせました。
やや血が滲んでいるそこを見て、大路君は眉を寄せる。
「女なんだから、跡が残るようなことするなよ」
別に、わざとこけたわけではありませんし……それに、
「大路君には関係ありません」



