24時の鐘と俺様オオカミ

 恐る恐る少しだけ口を開くと、


「……いい子」


 くすりと笑って、大路君の舌が口内に侵入した。


「んんっ、は……っ、」


 ちゅっとリップ音を立てて唇が離れると、銀色がその間に糸を引く。

 酸素を取り込もうとする私を、ブラウンの相眸が少し下から見上げた。


「顔、真っ赤」
「そっ、れは、」
「すっげぇ可愛い」
「なっ……!」