24時の鐘と俺様オオカミ

「恋愛……興味あるんだ?」
「ち、違っ、」
「違わねーよ」


 囁くように落とされる言葉。
 吐息が耳にかかって、体はぴくりと反応した。

 背後から肩を掴まれているため、逃げ出すことができない。


「白雪は……俺が気になって、」
「……っ、」
「これは恋かもしれないって、思ってる」


 首筋に、大路君の息がかかる。

 幸い、ここは公園のわきで人通りが少ない。
 それでも、野外でこんなことをされているのは事実で。