なおも無視して、雑草抜きに励む。
「ふーん?」
大路君は何やら独り言をこぼし、花壇の縁に腰かけた。
そのまま、足を組みこちらをじっと見てくる。
(な、なぜ、見つめてくるんですか……!)
できるだけ気にしないように、気づいていないふりをしてひたすら雑草を抜く。
花のある場所以外が丸ハゲ状態になりかけた時、
「食う?」
大路君はなぜか、飴を一つ差し出してきた。
「ふーん?」
大路君は何やら独り言をこぼし、花壇の縁に腰かけた。
そのまま、足を組みこちらをじっと見てくる。
(な、なぜ、見つめてくるんですか……!)
できるだけ気にしないように、気づいていないふりをしてひたすら雑草を抜く。
花のある場所以外が丸ハゲ状態になりかけた時、
「食う?」
大路君はなぜか、飴を一つ差し出してきた。



