「このバレッタ、キミのでしょ?」 え? 三日月と星が並んだバレッタなんて 私の物じゃないけど。 「違い……」 「こんな可愛いバレッタを落とすなんて、 キミはそそっかしい、パンダさんなの?」 ……っ、え? 私を見下ろすように アイドル並みの キュートな微笑みを向ける、あっ君。 わっ。わわっっ。 …………王子様すぎ/// いきなりドキドキに襲われ。 私の体に内臓された声製造マシンが、 稼働停止。 声なんて、出てきてくれない。