棘甘王子に現行犯逮捕されちゃいました ゾルック 三人目




「あっ君の目も、触っていい?」


「じゃあ、僕が誘導してあげる」




 口から鼻筋をなぞり、眉間でとまった指。



「りんりんが好きなように、触っていいよ」



 その声色があまりにも優しくて。


 私は欲求通り、
 あっ君のまぶたを、すーっと撫でてみた。




 しっとりとした肌。 

 まぶたが私の指に吸い付く感触。


 なんか、病みつきになってきた。




 調子に乗り

 今度はまぶたを、
 ツボ押し感覚でブスブスブス。




「さすがに、痛くすぐったいんだけど」



 あっ君の笑顔、天使みたいで可愛い。



 あれ? 

 私にも、悪魔が降臨?


 もっともっと、
 あっ君をイジメたくなってきちゃった。