あっ君も、勇君と一緒なの? 心美さんが別の人に取られたから、 私でもいっか。 そんな軽い気持ちで、 私の隣にいるの? 「りんりん、どうしたの?」 「……っえ?」 隣に座るあっ君が、 心配そうに私を覗き込んだ。 「僕の過去話、重すぎた?」 違っ…… そんなんじゃなくて…… あれ? どうしたんだろう。 わかんないけど。 自分でも、なんでかわからないけど。 ――涙こぼれそう。 なんとか、ごまかさなきゃ。