心臓の爆発を免れるため、
両手を胸元に押し当てる。
そんな私にお構いなし。
天音先輩の、甘~い天使声が降ってきた。
「りんりんは、僕の精神安定剤だよね?」
「あ……、はい」
「じゃあ、パンダにしちゃってもいい?」
「いいですけど……」
……
……
んんんんんん??
パ……パンダ??
聞き間違えかと思って
天音先輩を見上げてみたけれど。
「顔は動かさないで。
パンダにできないでしょ」
天音先輩の手のひらで、両ほっぺを挟まれ。
グイッと、正面を向かされてしまった。
上を向かなくても、
高い位置のツインテールが、
遊ばれているのはわかる。



