「ちっ……違うよ! 好きな人なんていないもん!」 「すず~。慌て方があやしい~」 「私は恋なんかしないって、 毎回も言ってるでしょ!」 誤解を解きたくて 子猫のようにガジガジと、 瑠奈ちゃんの肩をひっかく私に。 「ちょっとウザすぎたか。ごめんごめん」 姉御肌の瑠奈ちゃんは アハハと笑いながら、 私の頭をナデナデしてくれた。 ふわぁぁ。 瑠奈ちゃんの手のひら、あったかい。 癒し効果、絶大だよ。 私の本物のお姉ちゃんが、 瑠奈ちゃんだったら良かったのに。