棘甘王子に現行犯逮捕されちゃいました ゾルック 三人目



「りんりん……わかった……?」


「?」


「僕を見つめるって……
 こういうことだからね……」



 あっ君の声も、震えている。


 幸せなのに

 お互い顔が見れないくらい、
 気まずい空気が停滞中。


 何とかしなきゃ!

 こういう時は、
 パンダ空気清浄機を使って……



 私はお腹に空気をため込んで、
 敢えて声をスキップさせた。




「キスしたいときは
 あっ君を見つめちゃえばいいって
 そういうことだよね?」


「えっ?」



 わっ///

 私、何言っちゃってるんだろう///



 やっぱり、パンダ空気清浄機。

 ポンコツすぎじゃん。



「い……今のは、
 な、な、なんていうか……」


「じゃあ、今、僕のことを見つめて」


 
 あっ君のビー玉みたいに真ん丸な瞳。

 甘い熱が、こもりすぎだよ///




「今度は天使モードの僕で、キスさせて」


 ひゃっ///
 な……なんで?


「甘~いキスで
 りんりんを溺れさせたいから」