「あっ…天音せんっ……ぱぃ?」
「りんりんどうしたの?
耳まで真っ赤だよ」
「なっ、なんでも…ありませ…ん…」
「なんでもない子が、
こんなテレ顔するかなぁ」
アハハって。
至近距離で、いじりスマイル全開って。
天音先輩。
私で遊ぶのは、本当にやめてください!
私の心臓の寿命、
一気に縮まっちゃいますから!
私の頭をポンポンと抑え。
天音先輩は、スッと離れてくれたけれど。
「りんりんは明日から、僕の精神安定剤ね」
スイートな声が、私の耳の鼓膜を揺らし
脈までも、激しく飛び跳ねだした。
「は……はい……」
「じゃあ、よろしく~」



