「天音へのファンレターってよりは、 ラブレターだったかな?」 「天音にハマっちゃうなんて、 気の毒なパンダ~」 イヒヒと悪そうな笑いを混ぜ 千柳さんと綺月君が、僕をいじってくる。 「僕……恋して良いと思う……?」 「もう、とっくにしてるだろ? パンダのこと、 大好きでたまんねぇくせに」 綺月君の言う通りだよ。 僕は、りんりんのことが好き。 大好きだよ。 授業中も 美術室にりんりんを閉じ込めて。 僕だけに微笑んで欲しいくらい。 大好きで大好きでたまらない。 でもね……