取り巻き女子の視線から逃れるように りんりんは、 僕の胸に顔をうずめていて。 僕の心臓の飛び跳ねが、 りんりんにバレていないか ドキドキしながら。 保健室に向かって 僕はりんりんをお姫様抱っこしたまま、 歩き出した。